青葉被告が語る“闇の人物”の存在を否定 京アニ裁判で検察の被告人質問始まる 法廷論争へ

青葉被告が語る“闇の人物”の存在を否定 京アニ裁判で検察の被告人質問始まる 法廷論争へ

青葉被告が語る“闇の人物”の存在を否定 京アニ裁判で検察の被告人質問始まる 法廷論争へ

 京都アニメーションの放火殺人事件の裁判員裁判で、弁護側による被告人質問が終わり、検察による被告人質問へと移り、本格的な法廷論争が始まりました。(取材・報告=阿部頼我記者)

 弁護側による被告人質問では、青葉被告から“闇の人物に付け狙われていた”など妄想ともとれる話が度々聞かれました。これに対し、検察側の質問では、刑事責任能力がなかったとする弁護側の主張の切り崩しを狙ったとみられる追及が行われました。

 殺人などの罪に問われている青葉真司被告(45)は一連の裁判の冒頭で、京都アニメーションに放火し、36人を死亡させたという起訴内容を認めています。

 弁護側の被告人質問では、京アニの作品を見て感銘を受けたことや、その後、自分の小説が京アニに盗用されたと思い、恨みを募らせていったことが青葉被告本人から語られました。

 そして今日は、事件を起こすきっかけが尋ねられ、京アニが主催する賞への落選だと答えました。

 青葉被告は、この落選について、“闇の人物”が京アニに指示してやったと話し、その闇の人物から付け狙われ、やめさせるために放火事件を起こしたという趣旨の話をしました。

 これに対し、検察は「闇の人物は後から創作したものだ」と指摘するような質問を行い、闇の人物に追い込まれ犯行に至ったという“結びつき”を否定しようとしています。

 検察による被告人質問は25日まで続く見込みです。焦点となっている刑事責任能力については、その後、単独で審理の時間が設けられ、その内容が裁判の行方に大きく影響するものとみられます。
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