自民・麻生派、第三派閥に転落へ 佐藤前総務会長が退会の意向(2022年2月24日)
自民党の佐藤勉前総務会長が所属する麻生派を25日にも退会する見通しです。麻生派は、党内第三派閥へと転落します。
関係者によりますと、佐藤氏は25日にも麻生副総裁と面会し、麻生派を退会する意向を伝えるということです。
麻生氏が、去年の総裁選で麻生派に所属する河野広報本部長を支持しなかったことや、緊急事態宣言下に銀座のクラブに通っていた問題で一度は離党した松本純元国家公安委員長の派閥復帰を決めたことなどに不満を持っていたものとみられます。
佐藤氏は菅前総理大臣の側近として知られ、今後、菅氏との連携が注目されます。
麻生派は茂木派に並ぶ党内第二派閥ですが、佐藤氏が退会すると所属議員が52人となり、安倍派、茂木派に次ぐ第三派閥へと転落します。
党内には、佐藤氏に近い議員らも退会するのではないかとの憶測もあります。
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