沖縄県敗訴確定の見込み 辺野古埋め立ての大きな転換点 県の不承認めぐる「是正指導」取り消し訴訟きょう最高裁判決｜TBS NEWS DIG
アメリカ軍普天間基地の移設工事をめぐり、反対する沖縄県が国を訴えた裁判の一つで、最高裁は午後、判決を言い渡します。訴訟の経過から県の敗訴が確定する見通しで、埋め立てに向けた大きな転換点になります。
名護市の辺野古沖では、埋め立て予定地に軟弱地盤が見つかり、国は地盤の改良工事など設計の変更を申請しましたが、県の承認が得られず、工事ができなくなりました。このため、国土交通大臣は県に承認するよう是正指示を出しています。
県はこの是正指示が違法だとして国を提訴したものの、高裁で敗訴し、最高裁に上告していました。
最高裁ではこのあと午後3時からその判決が言い渡されますが、高裁の結論を変更する際に必要な弁論が開かれていないため、県の敗訴が確定する見通しです。
敗訴すれば県は承認する義務を負い、応じなければ国が代わりに承認する手続きが可能になるため、埋め立てに向けて大きな転換点になります。
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