気象庁「過去126年で最も暑い夏」 異例の始業式 熱中症予防で対策(2023年9月1日)

気象庁「過去126年で最も暑い夏」 異例の始業式 熱中症予防で対策(2023年9月1日)

　気象庁はこの夏が過去126年で「最も暑い夏」だったと発表しました。暑さをもたらす要因の一つが台風です。この週末、2つの台風に警戒が必要です。

■週末にかけ台風11号　沖縄接近

　北海道七飯町、雨によりセグウェイツアーが中止になりました。“ゲリラ雷雨”ではなく“秋雨前線”の影響です。

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　週末は台風に警戒が必要です。台風11号は2日から3日にかけ、石垣島などに強い勢力で最も近付く見込みです。

　台風が近付く石垣島。まだ青空が広がりますが、漁師は船を陸に上げ、フェリーは欠航の文字が目立ちます。もう1つの台風、徐々に列島に近付いています。大雨をもたらす影響が出てきました。

■統計開始以来の“暑い夏”気象庁

　台風12号、3日には日本の南に進み、太平洋側を中心に雨が強まる恐れがあります。

　台風がもたらすのが暑さ。秋の気配はありません。1日も山形は猛暑日となりました。季節の移ろいを望むしかない暑さです。

　それもそのはず、「過去126年で最も暑い夏」だったことが分かりました。1898年、明治31年の統計開始以降、今年の夏の平均地上気温は1位の高温となったことが分かりました。6月から先月31日までの気温を見ると、ほとんどの地点で平年を超える気温となり、特に東日本は赤に染まっています。

■異例の始業式　熱中症予防で対策

　「最も暑い夏」は始業式にも影響を及ぼしています。

　始業式を迎えた墨田区の小学校。熱中症予防のため全校集会は校長は外、生徒は教室で行いました。それでも学び舎には暑さに負けない子どもたちの声が戻ってきました。
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp/a>