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永山絢斗被告 中2で初の大麻 15年継続使用 「自分が捕まるとは思わず、使い続けた」 東京地裁|TBS NEWS DIG
大麻所持の罪に問われている俳優の永山絢斗被告が初公判で起訴内容を認め、検察側は懲役6か月を求刑しました。裁判では、永山被告が俳優デビューしたころから15年近く、継続して大麻を吸っていたことが明らかになりました。
永山絢斗被告
「自分の甘さと弱さから、大変多くの方に迷惑をかけてしまいました」
検察側によると、永山絢斗被告が初めて大麻を吸ったのは中学2年生の夏ごろ。「地元の先輩に勧められて、音楽イベントで吸って気持ち悪くなった」。逮捕後、こう供述していたといいます。
きょう午前、黒のスーツ姿で初公判に臨んだ俳優の永山絢斗被告。今年6月、都内の自宅で乾燥大麻1.6グラム余りを所持したとして大麻取締法違反の罪に問われていて、起訴内容を認めました。
裁判では、永山被告が俳優デビューした18歳ごろから、大麻を継続的に使用していたことが明らかになりました。
検察官
「18歳か19歳の頃、知人の勧めで大麻の使用を再開した。大麻をたばこに混ぜてペーパーで巻き、吸引するなどの方法で継続的に使用していた」
検察側によると、月に数回のペースで大麻を吸っていたとみられています。
弁護士
「なぜやめられなかった?」
永山絢斗被告
「吸うとリラックスした気持ちになり、眠れるから。まさか自分が逮捕されるとは思わなかった」
弁護士
「大麻の使用で何を失った?」
永山絢斗被告
「仕事や、信用してくれた人々の気持ち」
周囲から大麻をやめるよう言われたこともあったといいます。
検察官
「どういったことから周囲の人は大麻の使用を疑ったのか?」
永山絢斗被告
「大麻独特のにおいだと思う」
そのうえで。
裁判官
「あなたのような仕事をしていると、大麻の使用がばれた場合、迷惑をかけると考えなかった?」
永山絢斗被告
「想像したことは何度もありました。まさか自分が捕まるとは思わず、使い続けてしまった」
裁判官から問われ、今後、大麻などの違法薬物を一切使用しないと誓った永山被告。
永山絢斗被告
「許されるのであれば表現の仕事をしたいと思っているので、英語を勉強したり、体を動かしたり、文章を書いたりしていきたい」
検察側が懲役6か月を求刑し、裁判はわずか45分で即日結審しました。
判決は今週金曜日に言い渡されます。
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