BRICS首脳会議が開幕 欧米の対抗軸を目指す(2023年8月23日)
BRICS（新興5カ国）の首脳会議が南アフリカで始まり、G7（主要7カ国）など欧米主導の国際秩序に対抗するため、加盟国を拡大することや影響力を強められるかがテーマとなっています。
南アフリカのヨハネスブルクで、22日、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興5カ国からなるBRICSの首脳会議が始まりました。
欧米への不満がたまるグローバルサウスと呼ばれる新興国や途上国の受け皿になるブロックの形成を目指していて、3日間の会議では加盟国の拡大などが話し合われます。
ロシアのプーチン大統領は国際刑事裁判所から逮捕状が出ていて、オンラインでの参加となりました。
初日の会合では、ビデオメッセージで「BRICS間の決済でドル脱却は不可避だ」と述べるなど、アメリカへの対抗意識をみせています。
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