国外逃亡のタイのタクシン元首相が帰国　刑務所に収監も恩赦の可能性　総選挙から3か月経っても新たな首相が決まらず

国外逃亡のタイのタクシン元首相が帰国　刑務所に収監も恩赦の可能性　総選挙から3か月経っても新たな首相が決まらず｜TBS NEWS DIG

タイで2006年に失脚し、国外に逃亡していたタクシン元首相が22日、帰国しました。汚職などの罪で実刑判決を受けていて、刑務所に収監されました。

タクシン元首相は日本時間の午前11時すぎ、首都バンコクの空港に到着しました。2001年に首相になったタクシン氏は、農村部や貧困層を中心に絶大な支持を集めていましたが、2006年の軍事クーデターで失脚し、汚職などの罪で懲役10年の判決が確定していました。

国外に逃亡していたタクシン氏は、裁判所での手続きのあと、刑務所に収監されましたが、現地メディアは「恩赦を求める可能性が高い」としています。

タイでは総選挙から3か月経っても新たな首相が決まっておらず、22日に実施される首相指名投票ではタクシン派の野党候補が有力視されています。

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