英・新生児7人殺害 看護師の女に終身刑 「残酷で計算された犯行」 被告は出廷拒否｜TBS NEWS DIG
イギリスの病院で赤ちゃん7人を相次いで殺害したなどとして、有罪の評決を受けていた看護師の女に、裁判所は終身刑を言い渡しました。
ルーシー・レトビー被告は2015年から翌年にかけて、看護師として働いていたイギリス中部、チェスターの病院で、赤ちゃんにインシュリンを投与するなどして7人を殺害したほか、6人を殺害しようとしたとして、18日に有罪の評決を受けました。
裁判所は21日、「残酷で計算された犯行で最も弱い立場の子どもたちを巻き込んだ」と指摘し、終身刑を言い渡しました。
イギリスでは終身刑が最高刑で、地元メディアは、仮釈放が認められない終身刑が宣告された女の被告は4人目だと伝えています。
レトビー被告が出廷を拒否し、被告不在の中で量刑が言い渡されたことを受け、イギリス政府は、有罪の評決を受けた被告に「量刑言い渡しへの出廷」を強制できるよう法改正を検討するとしています。
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