落胆する外国人観光客も JR在来線は広い範囲で運転取りやめ 新幹線は16日始発から運転再開予定
JR西日本は15日、関西の広い範囲で終日、運転を取りやめています。(取材・報告=加藤沙織記者)
大阪駅の連絡橋口からお伝えします。本来ならばお盆のUターンラッシュなどで混雑している時間帯のはずなのですが、8月15日とは思えないほど人の姿はまばらです。
JR西日本によりますと、現在、大阪環状線とJRゆめ咲線を除いた関西地区の在来線で運転を見合わせています。運行再開の見通しは立っていないということです。
大阪環状線とJRゆめ咲線も一時運転を見合わせていましたが、午前10時すぎに再開しました。ただ、現在も通常より本数を減らして運行していて、大阪駅で乗り降りする乗客も少ない状況です。
一方、東海道・山陽新幹線も新大阪駅を発着するすべての列車が終日運転取りやめとなっています。
私は15日朝、新大阪駅も取材をしてきたのですが、シャッターが下ろされ、閉鎖されている改札口の前で行き場を失った外国人観光客の人たちが座り込んで、状況を見守ったり、駅員から今日中の運転再開はないと伝えられて、落胆したりする姿も見られました。
JR東海などによりますと、東海道・山陽新幹線は、16日は今のところ始発から運転を行う予定ですが、今後の台風の進路次第では変更となる可能性もあるということです。
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