栗山氏「自分の力で優勝させたい」大谷の“偉業”の理由 メジャー初完封＆連続HR(2023年7月28日)
メジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平選手は、タイガースとのダブルヘッダーで“異次元の活躍”を見せました。
第1試合では、メジャー初の完封完投を果たし、打たれたヒットはわずか1本。チームは6-0で勝利しました。
45分後に始まった第2試合では、2打席連続のホームランを放ちました。けいれんにより途中交代となりましたが、チームは11-4で勝利しました。
大谷選手の活躍について、WBCで日本代表を率いた栗山英樹さんに聞きました。
栗山さん：「トレードが正式になくなって、すっきりしたのではないか。これでプレーオフ進出という、チームの目標に向かって突き進める、今はそんな気持ちなんだと思う。翔平は他のチームではなく、6年在籍したエンゼルスを自分の力で優勝させたいんだと思う。大谷翔平という選手は、そんな魂を持った選手なんです」
エンゼルスのプレーオフ進出にはいくつかの壁があります。メジャーリーグのプレーオフを仕組みをおさらいします
メジャーリーグでは、アメリカンリーグとナショナルリーグ、2つのリーグが3つの地区に分かれてレギュラーシーズンを戦っていますが、プレーオフは、それぞれのリーグの地区1位の3チーム、さらに、地区1位の3チームを除いて勝率が高い3チーム『ワイルドカード』と呼ばれているチーム、合わせて6チームが、ワールドシリーズをかけて戦います。
エンゼルスは28日現在、アメリカンリーグで、勝率6位。ただ、ここ10試合で8勝2敗と絶好調。勝率3位のブルージェイズとのゲーム差は、3ゲームにまで詰めています。29日から始まる、ブルージェイズとの3連戦に注目が集まります。
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