渋谷暴動事件公判 46年間逃亡の大坂正明被告 中核派の逃亡生活支援について「答えられない」|TBS NEWS DIG

渋谷暴動事件公判 46年間逃亡の大坂正明被告 中核派の逃亡生活支援について「答えられない」|TBS NEWS DIG

渋谷暴動事件公判 46年間逃亡の大坂正明被告 中核派の逃亡生活支援について「答えられない」|TBS NEWS DIG

1971年に起きた「渋谷暴動事件」の裁判で、警察官を殺害した罪などに問われている「中核派」の大坂正明被告(73)への被告人質問が行われ、検察側から「中核派が46年間の逃亡生活を支援していたのではないか」などと問われた被告は、「答えられません」と繰り返しました。

大坂正明被告(73)は、沖縄返還協定に反対する中核派メンバーの学生らが起こした1971年の「渋谷暴動事件」でメンバーらと共謀し、新潟県警の中村恒雄巡査(当時21、殉職後警部補に昇任)を鉄パイプで殴り、火炎瓶を投げつけ殺害した罪などに問われています。

大坂被告は46年間の逃亡の末、2017年に逮捕・起訴され、これまでの裁判で無罪を主張しています。

今月18日、弁護人による被告人質問で大坂被告は、当日デモの途中でパトカーを追跡し、デモ隊に遅れをとったため、「警察官の殺害には関与していない」と改めて無罪を主張していました。

21日は東京地裁で検察側による大坂被告への質問が行われました。

検察側から「デモの参加者によると、途中で機動隊と対峙しデモ隊は止まるなどしていた。被告人はデモ隊に追いついたのではないですか」と問われると、大坂被告は「追いついていません」と答えました。

さらに、検察側から46年間の逃亡生活について「住むところや食事、光熱費など資金の工面はどうしていたのか。中核派が被告人を守っていたのではないか」などと質問されると、繰り返し「答えられません」と述べました。

去年10月から始まった裁判は21日、事実関係についての審理を全て終え、今年10月に論告求刑などが行われ結審する予定です。

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