逮捕の運転役の男「被害品は捨てた」 “回収役”存在か 甲府の時計店強盗事件(2023年7月14日)
甲府市の時計店に押し入り、高級腕時計を奪ったとして4人が逮捕された事件で、運転役の男が奪った時計は「捨てた」と供述していることが分かりました。
小原澤亮太容疑者（22）と下崎星児容疑者（42）ら4人は13日、甲府市の時計店に押し入り、ロレックスなどの高級腕時計を奪った疑いが持たれています。
現場付近の防犯カメラにはバイクで逃走する様子が映っていて、奪った時計を入れたとみられる黒いバッグが映っています。
その後の捜査関係者への取材で、運転役の下崎容疑者が「被害品は捨てた」と供述していることが新たに分かりました。
警察が押収した車には、犯行に使われたとみられるバールとナイフのほか逃走に使ったバイクが残されていましたが、奪われた腕時計は見つかっていません。
小原澤容疑者ら実行役の3人は、現場からおよそ7キロ離れたJR石和温泉駅で東京方面の列車に乗ったことが分かっていますが、駅付近の防犯カメラには、3人が被害品を入れたバッグを持っている姿は、映っていなかったということです。
警察はグループが逃走中に被害品を受け渡した回収役がいるとみて調べています。
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