【独自】グラウンドに置かれたイノシシ頭部 猟友会が駆除し埋めたものを別の動物が掘り起こし運んだか
12日、神戸市内の中学校のグラウンドで見つかったイノシシの頭部について、地元の猟友会が前日に駆除し埋めたものを、別の動物が掘り起こし運んできた可能性が高いことがわかりました。
警察によります、12日午後1時半ごろ、神戸市灘区の長峰中学校で、巡回していた教員がグラウンドの隅の砂場でイノシシの頭部2つを見つけました。
頭部はいずれも子どものものとみられ、刃物のようなもので切断された痕がありましたが、周辺に胴体部分や血痕はなく、刃物も見つかっていませんでした。
この件について、警察が調べたところ、前日の11日に地元の猟友会が大人のイノシシ1頭と子どものイノシシ3頭を中学校の近くの森の中で駆除し、頭部などを切断して地中に埋めていたことがわかりました。
また、学校の防犯カメラには不審な人物が侵入した様子は映っていなかったことから、警察は別の動物がイノシシの頭部を地中から掘り起こし、グラウンドまで運んできた可能性が高いとみて、当時の状況を調べています。
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