神戸６歳男児遺体 母親らきょうだい４人を死体遺棄容疑で１３日に再逮捕へ 兵庫県警
６月、兵庫県神戸市の草むらで６歳の男の子がスーツケースに入れられた状態で遺体で見つかった事件で、警察は男の子の母親ら４人を死体遺棄の疑いで１３日にも再逮捕する方針です。
６月２２日、神戸市西区の草むらで穂坂修くん（６）がスーツケースに入れられた状態で遺体で発見されました。
修くんの母親の沙喜容疑者（３４）とその弟の大地容疑者（３２）ら、きょうだいあわせて４人は、修くんの祖母（５７）を数十回にわたって自宅の押し入れに監禁し、鉄パイプのようなもので複数回殴ってケガをさせた疑いで６月２２日に逮捕されています。
警察は、この４人について、修くんの遺体を草むらに捨てたとする死体遺棄の疑いで１３日に再逮捕する方針です。
これまでの捜査関係者への取材で、母親の沙喜容疑者が「きょうだい４人で遺体を自宅からスーツケースで運んだ」という内容の話をしていることや、祖母が「大地容疑者が修くんの遺体をスーツケースに隠すよう指示していた」という趣旨の話をしていることがわかっています。
また、司法解剖の結果、修くんの背中には打撲によるアザが見つかっていたこともわかっていて、警察は、修くんが死亡した経緯についても捜査を進めています。
