ロシア軍機 シリア上空で米軍の無人機を妨害(2023年7月6日)
アメリカ空軍は5日、中東のシリア上空で飛行中のアメリカの無人偵察機をロシア軍の戦闘機が妨害したことを明らかにしました。
過激派組織「イスラム国」への作戦のため、シリア上空を飛行中のアメリカ軍の無人偵察機MQ－9に、ロシア軍の戦闘機3機が接近しました。
ロシアの戦闘機は無人機の飛行を妨害するため、パラシュートの付いた「フレア」と呼ばれるおとりの火炎弾を投下しました。
この結果、無人機は回避行動を取らざるを得なくなったということです。
アメリカ空軍はロシア軍機による妨害について、「プロ意識に欠けた危険な行動であり、アメリカとロシア双方の安全を脅かすものだ」と非難しました。
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