神戸市６歳男児死亡 母親“遺体”捨てたことを認める供述 死因は“外傷性ショック”背中に多数のあざ
兵庫県神戸市で、男の子の遺体が見つかった事件で、男の子の母親が、遺体を捨てたことを認める趣旨の話をしていることが分かりました。
亡くなった穂坂修くんの自宅では、きょうも現場検証が行われています。
修くんの祖母を監禁し、ケガをさせた疑いで逮捕された母親ら４人は、さきほど送検されました。
中野颯大記者「午前９時半です。穂坂沙喜容疑者を乗せた車が、兵庫県警本部から出てきました」
死亡した修くんの母親、沙喜容疑者とその弟の大地容疑者らきょうだい４人は、今年３月ごろから今週火曜日ごろまでの間、修くんの祖母に当たる４人の母親を押し入れに閉じ込め、ケガをさせた疑いです。
警察は４人が容疑を認めているかどうか明らかにしていません。修くんの遺体は２２日、自宅近くの草むらでスーツケースに入った状態で見つかりました。司法解剖の結果、今週月曜日ごろに死亡したとみられることが分かりましたが、この日、自宅近くの防犯カメラにスーツケースを持って歩く４人組の姿が映っていました。
近くに住む人「月曜日の夕方４時半ぐらいにスーツケース持ってサングラスをかけた、けったいな（不審な）４人組がいた」
その後の捜査関係者への取材で、沙喜容疑者が「４人で遺体を自宅からスーツケースで運んだ」などと話していることが新たに分かりました。沙喜容疑者が、遺体が見つかった草むらまで警察を案内したということです。
修くんの背中には多数のアザが残っていて、警察は、修くんが死亡したいきさつも詳しく調べることにしています。
