押し入れに閉じ込め外から鍵 母親を監禁・傷害容疑で息子ら４人逮捕 草むらから男児遺体、関連調べる
神戸市西区で、５７歳の母親を監禁・暴行しケガをさせたとして、息子と娘の４人が逮捕されました。近くの草むらからは６歳の孫が遺体で見つかっていて、警察は、死体遺棄事件も視野に捜査しています。
監禁と傷害の疑いで逮捕されたのは、神戸市西区の無職・穂坂大地容疑者（３２）、沙喜容疑者（３４）、朝美容疑者（３０）、朝華容疑者（３０）の４人です。
警察によりますと、４人は、今年３月ごろから今月２０日ごろまでの間に、自宅で母の穂坂由美子さん（５７）を監禁したうえ、由美子さんを鉄パイプのようなもので複数回殴るなどしてケガをさせた疑いです。
由美子さんは自宅の押し入れに閉じ込められ、外から鍵をかけられていて、容疑者が家からいなくなった隙に逃げ出しました。２０日の夜に、神戸市垂水区にいるところを保護されたということです。
警察は４人の認否について明らかにしていません。
また、自宅近くの神戸市西区の草むらからは、由美子さんの孫で沙喜容疑者の息子の穂坂修くん（６）が遺体で見つかったということです。
近隣住民
「２階から『助けてください』って。近所の人がおばあちゃんおるやろって聞いても『おばあちゃんいない』って」
警察は、修くんの死亡についても関連があるとみて、死体遺棄事件も視野に調べています。
