北朝鮮の弾道ミサイル 兵庫県の漁船が操業中、約50キロ離れた海上に落下 漁協組合が知事に要望
北朝鮮が発射した弾道ミサイルが日本海で操業していた兵庫県の漁船の近くに落下していたことが明らかになりました。
15日午後7時半ごろ、北朝鮮が発射した2発の弾道ミサイルは石川県輪島市・舳倉島の北北西約250キロの日本海に落下したと推定されています。
当時、落下した場所から約50キロ離れた海上で、12人が乗った兵庫県の漁船が操業中だったことがわかりました。
音や光は認識しなかったということですが、兵庫県漁業協同組合の代表らが16日午後、斎藤元彦知事と面会し、国に安全確保を働きかけるよう要望しました。
斎藤知事「一歩間違えば被弾していたかもしれない。漁業者にとっては生活の糧ですから。それが脅かされることはあってはならない」
兵庫県は国に対し、漁業者の安全を確保するよう申し入れたということです。
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