さいたま市 コロナ感染の10代学生が死亡
さいたま市は、新型コロナに感染していた10代の男子学生が死亡したと発表しました。埼玉県内で10代の新型コロナ感染者が死亡したのは初めてです。
さいたま市によりますと、今月9日に死亡したのは市内に住む10代の男子学生で、基礎疾患はなかったということです。死因は新型コロナ感染症に伴う、血栓ができ、体内に出血を引き起こす播種性血管内凝固症候群で、新型コロナ以外の合併症の可能性も考えられるということです。
男子学生は今月2日に発熱し、3日に医療機関を受診したところ新型コロナの陽性が判明し、自宅療養していました。男子学生は、40度を超える発熱が続き、今月7日に意識がなくなるなど容態が急変したことから、市外の医療機関に入院していました。男子学生は去年10月、ワクチンを2回接種していたということです。
埼玉県によりますと、県内で10代の新型コロナの感染者が死亡したのは初めてだということです。
(16日20:08)
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