７９歳姉を暴行した疑いで７３歳弟を逮捕　姉は死亡、１０か所以上のあざ　神戸・東灘区

７９歳姉を暴行した疑いで７３歳弟を逮捕　姉は死亡、１０か所以上のあざ　神戸・東灘区

　今年３月、神戸市東灘区の住宅で７９歳の姉に暴行を加え、けがをさせたとして７３歳の男が逮捕されました。姉はその後死亡し、警察が暴行との因果関係を調べています。

　傷害の疑いで逮捕されたのは無職の池田賢造容疑者（７３）で、今年３月、姉の真紗子さん（７９）の自宅で真紗子さんに暴行を加え、全治１０日間のけがをさせた疑いが持たれています。

　警察によりますと、賢造容疑者は「飲み物を与えていたところ、　真紗子さんが意識を失った」と自ら通報し、消防が駆け付けたところ、真紗子さんが心肺停止の状態で見つかり、その後死亡が確認されました。

　賢造容疑者は逮捕前、警察に「真紗子さんの介護をしていた」と話していて、司法解剖の結果、死因は肺炎でしたが、真紗子さんの体には１０か所以上のあざがあったということです。

　調べに対し、賢造容疑者は黙秘していて、警察は暴行の経緯や死亡との因果関係について調べています。