京都・宮津市の小さな水族館「丹後魚っ知館」34年の歴史に幕 のべ600万人以上が訪れる
京都府宮津市にある小さな水族館「丹後魚っ知館」が30日、34年の歴史に幕を閉じました。
「丹後魚っ知館」では30日午後2時から閉館のセレモニーが行われ、多くの人が別れを惜しみました。
「丹後魚っ知館」は、関西電力の火力発電施設「宮津エネルギー研究所」の敷地にある水族館で、1989年の開業以降、のべ600万人以上が訪れ、親しまれてきました。しかし、収益面などの理由で、研究所が廃止されることが決まり、水族館も閉館されることになりました。
来館者
「素敵な場所なので、なくなるのがすごく寂しいです」
「できた当初から来させてもらって、すごく楽しい思い出がいっぱいあります」
廣田晃館長
「これから魚っ知館の魚がいろんなところに引っ越しますけれども、いつまでも良い思い出として残していただけたらと」
跡地は、水産物を扱う企業などを誘致するエリアとして、関西電力が2028年度をめどに再整備する予定です。
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