ロシア西部の州知事「ウクライナ軍の破壊工作グループが侵入」「軍などが排除に向け措置」と発表 ウクライナ政府高官は関与否定|TBS NEWS DIG
ロシア西部の州知事は、ウクライナ軍の破壊工作グループがロシア領内に侵入し、攻撃により8人が負傷したと発表しました。一方、ウクライナ政府高官は関与を否定しています。
ウクライナと国境を接するロシア・ベルゴロド州の知事は22日、「ウクライナ軍の破壊工作・偵察グループがロシア領内に侵入し、軍などが排除に向け、必要な措置を講じている」と発表しました。攻撃により市民8人が負傷したとしています。
ロシアメディアは、戦闘の結果、ウクライナ側の工作員39人が殺害されたと伝えていますが、ウクライナの大統領府長官顧問は「直接の関係はない」とコメント。一方で、ウクライナ側として戦うロシア人部隊とされる複数のグループが関与を主張しています。
こうしたなか、IAEA=国際原子力機関は22日、南部・ザポリージャ原発が外部電源を一時喪失したとし、原発の安全状況が極めて不安定だとの懸念を示しました。
原発運営企業は、ロシアの攻撃で送電線が損傷したとしていて、IAEAは原発を保護し、事故を防ぐことが必要だと強調しています。
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