【ゼレンスキー大統領】原爆資料館訪問…つづった言葉は 「我々も同じように」復興への思いも

【ゼレンスキー大統領】原爆資料館訪問…つづった言葉は  「我々も同じように」復興への思いも

【ゼレンスキー大統領】原爆資料館訪問…つづった言葉は 「我々も同じように」復興への思いも

G7広島サミットが21日に閉幕しました。電撃訪問したゼレンスキー大統領は、被爆地・広島の原爆資料館を訪問し、そこで“つづった言葉”が明らかになりました。また、会見では「今の広島は復興された街だ。我々も同じように、我々の街を復興したい」と語りました。

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ウクライナのゼレンスキー大統領は21日夜、約30時間の広島滞在を終え、日本を後にしました。帰りの機内でゼレンスキー大統領は、ウクライナで戦う仲間たちにG7での成果を報告しました。

ゼレンスキー大統領
「猛烈だった。世界は我々の立場を聞いてくれている。私はG7に感謝している」

世界が注目した電撃訪問。G7の首脳らと次々と会談を行ったゼレンスキー大統領は、ウクライナへの支援を取り付けました。21日は原爆資料館にも足を運びました。

母国が「核の脅威」にさらされているゼレンスキー大統領。被爆地・広島で何を思ったのでしょうか。

ゼレンスキー大統領
「歴史的に比較するのは不適切でしょうが、正直に言います。破壊された広島の写真は、バフムトなどの街の写真にそっくりだった」

ウクライナ東部の街、バフムトでは激戦が続いています。がれきと化した街並みが、当時の広島の写真と重なったといいます。資料館の視察後、ゼレンスキー大統領は思いをつづりました。

ゼレンスキー大統領は「世界中のどの国も、このような苦痛と破壊を経験することがあってはいけない。現代の世界に核による脅しの居場所はない」と記帳していました。

ゼレンスキー大統領
「今の広島は復興された街だ。我々も同じように、我々の街を復興したい」

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広島から見えた、ウクライナの未来――。戦争が長期化する中、ウクライナではロシアとの戦いと並行して、復旧・復興作業が始まっています。

戦禍に見舞われながらも、復興は少しずつ始まっています。侵攻が始まった当初、ロシア軍のキーウ侵攻を阻止するため、ウクライナ軍は橋を破壊しました。今、その隣には“新たな橋”が建設され始めていました。ウクライナは、近く大規模な反転攻勢に乗り出すとみられています。

ゼレンスキー大統領
「広島よ。青と黄色の平和の国旗を掲げてくれてありがとう。平和でありますように」
(2023年5月22日放送「news every.」より)

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