“ハート型”のうちわ作り 奈良の唐招提寺で伝統行事「うちわまき」準備進む 4年ぶり一般参拝者も
奈良の世界遺産・唐招提寺では、今週金曜日(19日)に行われる伝統行事「うちわまき」に向けて、うちわ作りが行われています。
奈良の伝統行事「うちわまき」は、鎌倉時代に唐招提寺の復興に努めた覚盛上人が蚊を殺そうとした弟子に対し、「蚊に血を与えるのも仏の道」と諭し、殺生を戒めたという故事にちなんだものです。
その徳をたたえて、蚊を追い払うために供えられるようになったという、うちわは長さ約40センチのハート型で、僧侶らが3500本用意します。
「うちわまき」は今週金曜日に行われ、ここ3年は関係者のみで行っていましたが、今年は4年ぶりに一般の参拝者も参加できるようになるということです。
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