【首相襲撃一か月】爆発物の本体、吹き飛んだ速度は時速140kmの可能性 木村容疑者は黙秘続ける

【首相襲撃一か月】爆発物の本体、吹き飛んだ速度は時速140kmの可能性 木村容疑者は黙秘続ける

【首相襲撃一か月】爆発物の本体、吹き飛んだ速度は時速140kmの可能性 木村容疑者は黙秘続ける

 和歌山市で岸田首相の演説直前に爆発物が投げ込まれた事件から15日で1か月です。逮捕された男は依然、黙秘を続けていて、警察は殺人未遂容疑での立件が可能か、慎重に捜査を進めています。

 4月15日、演説を始めようとした岸田首相に爆発物が投げ込まれ、木村隆二容疑者(24)が現行犯逮捕されました。木村容疑者は無許可で火薬を製造した疑いで再逮捕されましたが、これまで黙秘を続けています。

 警察は爆発物を投げ込み、岸田首相や聴衆を殺害しようとした殺人未遂容疑でも立件を検討し、爆発物の殺傷能力の有無が焦点となっています。

 爆発物の本体とみられる筒は、爆発により聴衆の方へ40メートルほど飛んでいたったことがわかっていますが、映像を解析した専門家によりますと、地面から1.8メートル程の高さを通り、時速140キロほどで吹き飛んでいったとみられるということです。

 警察も爆発物の鑑定を行うなど慎重に捜査を進めています。

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