【秋田の身元不明遺体】服役中の元暴力団組員の男ら関与か 近隣住民は木を切る音を…
9日、秋田市の林から身元不明の遺体がブルーシートのようなものにくるまれテープで巻かれた状態で見つかりました。遺体は2021年から行方不明になっている愛知県の女性とみて、警視庁が身元確認を進めています。警視庁は、服役中の元暴力団組員の男ら、複数人が遺体の遺棄に関わった疑いがあるとみて調べています。
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9日、秋田市内で警視庁が捜索を進めていたところ、土の中から遺体が発見されました。遺体が見つかったのは、JR秋田駅から約15キロ離れた場所。国道から歩いて5分ほどの山あいに入った集落の林の中です。
近くに住む人は突然の出来事に次のように話していました。
近くに住む人
「今、ほんとびっくりして震えている」
「まだ信じられないです、人の遺体が出たなんて」
「嫌ですよね、こんな静かなところで。なんでここに（遺体を）持ってきたのかなと」
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捜索が始まったのは8日朝です。警視庁のトラックや重機も現場に到着し、静かな集落は物々しい雰囲気に包まれました。警視庁が捜していたのは、2年近く行方が分からない愛知県の女性です。
2021年6月、当時48歳だった女性は仕事で訪れていた埼玉県で、勤務先の事務所に荷物を置きに来たのを最後に行方が分からなくなりました。
翌月、女性の家族から警視庁に行方不明の届け出があり捜査を進めていたところ、女性が400キロあまり離れた秋田市内の林に埋められている可能性が浮上。8日から2日間にわたり捜索し、9日午後に土の中から遺体が発見されました。
捜査関係者によると、遺体は衣服を身につけひざを折り曲げた状態でブルーシートのようなものにくるまれていて、上からテープが巻かれていたということです。
警視庁は、別の事件で北海道の網走刑務所に服役中の元暴力団組員の男ら、複数人が遺体の遺棄に関わった疑いがあるとみて調べています。
近くに住む人は2021年、遺体が見つかった付近で木を切る音を耳にしたといいます。
近くに住む人
「おととしの9月頃、洗濯物干してれば聞こえてくるから、どこ切ったのかなとは思ってましたけど」
警視庁は遺体が行方不明の女性とみて、都内の警察署に移して身元の確認を進めるとともに、状況を調べています。
（2023年5月10日放送「news every.」より）
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