妻「夫がストーブの灯油をまいた」浴室で男性が全身やけどで見つかり死亡 大阪・四條畷市で住宅火災
３日夜、大阪府四條畷市の住宅で火事があり、１階の浴室から住人とみられる男性の遺体が見つかりました。妻が「夫がストーブの灯油をまいた」と話していて、警察が詳しい状況を調べています。
火事があったのは、大阪府四條畷市江瀬美町にある木造２階建ての住宅で、３日午後８時半すぎ、近くに住む女性から「２階から黒煙が上がっている」と消防に通報がありました。
消防車など６台が出動し、火は約１０分後に消し止められましたが、１階のリビングの床が約１０平方メートル焼けました。
浴室からは、全身にやけどを負った男性があおむけで倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認されました。
この家に住む７０代の男性と連絡が取れておらず、警察は遺体は住人の男性とみて身元の確認を進めています。
警察によりますと、背中などにやけどを負い病院へ搬送された５０代の妻が「夫とケンカになった後、夫がストーブのタンクを持ち上げてフタを外し、残っていた灯油をリビングにまいた」と話しているということです。
近所の人
「普段から（男性が）大きな声でどなったり、叫び声はよく聞こえていた。僕自身は奥さんの声を聞いたことがない」
警察は、現場検証を行い詳しく調べる方針です。
