兵庫・宝塚市でプログラミング体験会 未就学児もゲーム感覚で基礎を学ぶ 小学校で必修化

兵庫・宝塚市でプログラミング体験会 未就学児もゲーム感覚で基礎を学ぶ 小学校で必修化

兵庫・宝塚市でプログラミング体験会 未就学児もゲーム感覚で基礎を学ぶ 小学校で必修化

 子どもの習い事として人気が高まっているプログラミングを楽しんでもらおうと兵庫県宝塚市で3日、体験会が開かれました。

 阪急電鉄宝塚駅の構内で始まった2日間限定のプログラミング体験会。参加した子どもたちはタブレット端末を使い、バスケットボールをするロボットがゴールを決められるようボールを投げる角度を決めたり、電車のロボットが線路に沿って進めるよう方向を指示したりして、ゲーム感覚でプログラミングの基礎を学びました。

 一見難しくも見えますが、実際にイベントに参加した子どもたちはー。
 「難しかったのもたくさんあったり、面白いやつがいっぱいあったのも楽しかったです」
 「楽しかったです」

 プログラミングはコンピューターにさせたい仕事を順番に書き出す作業のこと。論理的思考能力が身に付くとされ、2020年に小学校で必修化されました。民間のプログラミング教室も急増し、昨年、子ども向けプログラミング教育の市場規模は約200億円となり、成長を続けています。

 生徒の多くが小学生ですが、低年齢化が進んでいて、この日の体験会も未就学児が多く参加していました。

 「とても興味持ってやってくれていたのが、親としては楽しい体験だったなと」
 「興味持ってやってる姿を見ると、これからやらせてみるのもいいのかな」

 一方で、専門家はデジタル教育の強化だけではなく、教育現場も変化していくべきだと話します。

 第一生命経済研究所の柏村祐さん「暗記したりとか計算する、そういう能力を重視した学習・学校教育が長らく続いていると思うんですが、AIができてしまうので、逆に人間しかできないものは何かという力が大事だなと思ってるんですけど」

 人気の高まるプログラミングの世界。体験会は4日も開催されます。

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