【ウクライナ侵攻】集合住宅にミサイル直撃「全員亡くなった」 ウクライナ軍は反転攻勢か

【ウクライナ侵攻】集合住宅にミサイル直撃「全員亡くなった」  ウクライナ軍は反転攻勢か

【ウクライナ侵攻】集合住宅にミサイル直撃「全員亡くなった」 ウクライナ軍は反転攻勢か

4月29日、ロシアが一方的に支配するクリミア半島の燃料貯蔵施設でドローンの衝突による大規模な火災が発生。炎と黒煙が勢いよく上がりました。地元メディアによると負傷者はいないということですが、ロイター通信によりますと、ロシアの艦隊が使用する燃料約4万トンが入る10基のタンクが破壊されたということです。

この火災についてウクライナ軍の報道官は、ウクライナ軍の関与を示唆しました。

ウクライナ軍 グメニュク報道官
「(火災で)ロシアの兵站(軍のための諸活動)が弱体化された。これは反転攻勢への準備の一つだ」

ウクライナ各地では今も、ロシア軍による攻撃が続き、5月1日には東部の街パウロフラドで2発のミサイルが着弾。

住民
「すべて燃えていて、いたるところにガラスの破片がありました。外にいたら死んでいたでしょう」

地元当局者はこの攻撃で、数十軒の家屋が損壊、34人がけがをしたとしています。

中部の街・ウマニでは、先週ミサイルが集合住宅に直撃し、子ども4人を含む23人が死亡しました。zeroは今夜、被害にあった集合住宅の近所に住む人に、話を聞きました。

被害を受けた住宅の近所 「ウマニ」の住民
「息子の友人が、ミサイルが着弾したアパートに住んでいました。息子が彼に電話をし始めたがつながりませんでした。子どもたちがかわいそう。受け入れることができません。みんな反転攻勢を待っています。我々の領土を奪還しなければなりません」
            
多くの民間人が犠牲になる中、先月30日ゼレンスキー大統領は兵士らを前に演説しました。

ゼレンスキー大統領
「重要な戦闘がまもなく始まる」

領土奪還に向けた大規模な反転攻勢が近いことを示唆しました。先月30日に公開された、北欧メディアによるインタビューでも…

ゼレンスキー大統領
「(反撃を)大きく遅らせることはない」

西側諸国からの「F16戦闘機などの兵器の納入を待たずに開始する」と述べました。

ウクライナ軍は反転攻勢に備え、訓練を実施。一方タス通信によると、ロシア側の民間軍事会社「ワグネル」の創設者は、今月15日までにはウクライナ軍による大規模な攻撃が始まるとの見方を示しています。
(2023年5月1日放送「news zero」より)

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