【打撃】きょうから飲料が続々と値上げ 缶コーヒー25年ぶり値上げも
1日から「缶コーヒー」が各社で25年ぶりに値上げされるなど、飲料の値上げに踏み切るメーカーが相次いでいます。そんな中、さいたま市内の中古買い取り販売店では、インスタントコーヒーをお得に購入できるイベントが行われていました。
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1日、都内の公園では、子供たちが元気に遊び回る様子がみられました。夏日が予想されるゴールデンウイーク後半。徐々に冷たい飲み物が欠かせなくなりますが、水筒を家から持参しているという声が多く聞かれました。
公園に来た人
「水筒をおうちから持ってくるようにしています」
公園に来た人
「飲み物は基本的に家から持ってくるようにしている」
公園に来た人
「(飲み物の価格が)前よりは高いかなって」
“値上げの波”は、今月に入っても続いています。「コカ・コーラ」の1.5リットル入りや、「カルピスウォーター」の500ミリリットル入りのペットボトルなど、飲料の値上げに踏み切るメーカーが相次いでいます。
中でも、1日から特に各社が値上げをするのが「缶コーヒー」です。多くの缶コーヒーが1998年以来、25年ぶりの値上げとなっているのです。
埼玉・吉川市にある激安スーパー「スーパーマルサン 吉川店」では、1日に店を訪れると飲み物を大量買いする人がいました。
「(子供が)学校に持っていくお茶をまとめて買っておこうかなと」
小学校5年生の子供がいるという男性はお茶を箱買いしていました。
「給料は上がらないですけど、身の回りのものが軒並み上がっているので、できるだけ節約してまとめ買いしておこうっていう感じですかね」
別の男性はカートにすでにお茶を3箱入れていました。
「コスト的に安いし」
――まとめ買いはよくされるんですか
「そうですね」
インタビューが終わると、さらにもう一箱追加していました。
激安スーパーでは、値上げについて今後どう対応するのでしょうか。
スーパーマルサン吉川店 山内慶一郎副店長
「(店頭価格は)5月1日から値上げということではないんですけれども、順次少しずつ少しずつ値上げっていう形になっていくかな。なるべくお客さまにはご負担はかけたくないので」
できるだけ、先延ばしにして最小限にしたいと話します。
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こうした中、インスタントコーヒーをお得に購入できる所もあります。さいたま市内にある中古品の買い取りや販売などを行う店「スーパーセカンドストリート 大宮日進店」では、先月から店内でインスタントコーヒーなどの販売が始まりました。
実はコレ――
ネスレ日本広報部 小川直子さん
「納品期限を超過した製品の他にも、パッケージのデザインリニューアルにより行き場をなくした製品をこちらで販売しております」
本来、1053円で販売されているものが、こちらでは半額ほどの537円で販売されていました。食品ロスの削減のため、飲料メーカーが期間限定でコラボし、定価の半額ほどで販売しているのです。
ネスレ日本広報部 小川直子さん
「食品ロス削減に貢献するとともに、普段よりお得な価格で買えるので皆さまにも足を運んでいただきたい」
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また、都内にある昭島駅の前には、地下水を無料で入手できるスポットがありました。
昭島市役所・環境部環境課 渡辺あゆみさん
「こちらが誰でも、おいしい昭島の水を無料で給水できるスポットとなります」
「昭島の水で、都内で唯一、『深層地下水』を100%利用している」
昭島市内にはこうした無料の給水スポットが、全部で4つあります。週に2回利用するという人もいました。
昭島市民
「ちょうど通る散歩コースになっているので、こういうふうに水飲み場があって、くめるっていうのは便利でいい」
マイボトルなど容器を持参すれば、誰でも給水することができるということです。
(2023年5月1日放送「news every.」より)
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