【コアラ】絶滅危惧種に指定…一部地域で生息数が減少　オーストラリア

【コアラ】絶滅危惧種に指定…一部地域で生息数が減少　オーストラリア

オーストラリアの大規模な森林火災などで生息数が減ったコアラについて、オーストラリア政府は国内の一部の地域で、コアラを絶滅危惧種に指定すると発表しました。

オーストラリアの環境相は11日、ニューサウスウェールズ州など国内の一部の地域に生息するコアラを絶滅危惧種に指定すると発表しました。

オーストラリアではここ数年、気候変動の影響や病気などでコアラの数が減る傾向にありましたが、2019年からの大規模な森林火災で多くのコアラが死ぬなどして、現在は2018年の7割にまで減ったとされています。

オーストラリア政府は今後4年間でコアラの保護などに日本円で約40億円を支出するなどして、国を挙げてコアラの保護に取り組む方針を示しています。
（2022年2月11日放送「news every.」より）

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