西武HDがプリンスホテルなど31施設売却 運営に特化しホテル拠点拡大へ
西武ホールディングスが、プリンスホテルやスキー場など国内の31施設を外資系ファンドにおよそ1500億円で売却する契約を結んだと発表しました。
西武ホールディングスが売却するのは、「ザ・プリンスパークタワー東京」や「苗場プリンスホテル」など国内のホテルやスキー場、ゴルフ場、合わせて31施設です。売却先はシンガポールの政府系投資ファンドで、売却額はおよそ1500億円。売却後もグループ内の新会社が運営を継続し、プリンスホテルのブランドは変わらないということです。
西武ホールディングス 後藤高志社長
「ホテルオペレーターとして、業界ナンバーワンクオリティのホテルチェーン構築を目指します」
今回の資産売却によってコロナ禍で大きく落ち込んだ業績の改善を進め、現在、国内外で84か所にあるホテル拠点を10年間で250か所に拡大したいとしています。
(10日17:18)
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