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アメリカの「飲む中絶薬」使用制限命令 連邦最高裁の判断は「訴訟が続く間停止」 |TBS NEWS DIG
アメリカ連邦最高裁は21日、人工妊娠中絶のための飲み薬をめぐって下級審が下した使用制限命令を訴訟が続く間、停止する判断を示しました。これにより当面、薬は今まで通り使用できることになりました。
アメリカでは、今月7日、人工妊娠中絶の際、広く使われている飲み薬「ミフェプリストン」について、テキサス州の連邦地裁の判事が「FDA=食品医薬品局は政治的な圧力により安全対策を十分に取らずに承認した」として使用の停止を命じました。
その後、連邦高裁が薬の使用は認めたものの、使える条件を厳しくする判断を示し、バイデン政権は連邦最高裁に緊急の申し立てを行っていましたが、最高裁は21日、訴訟が継続する間は使用制限命令を停止する判断を示しました。
これにより「ミフェプリストン」は当面、これまで通り使えることになり、バイデン大統領は「女性の健康に対する政治的な攻撃と戦い続ける」と声明を出しました。
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