自転車同士が接触し転倒した男性がケガ　ひき逃げの疑いで男（５３）を逮捕　大阪・鶴見区

自転車同士が接触し転倒した男性がケガ　ひき逃げの疑いで男（５３）を逮捕　大阪・鶴見区

　大阪市鶴見区の道路で２０日、２台の自転車が接触し、転倒した男性がけがをした事件で、警察は２２日、もう一方の自転車を運転していた５３歳の男をひき逃げの疑いで逮捕しました。

　ひき逃げの疑いで逮捕されたのは、大阪市鶴見区のアルバイト、渡邊尚磯（５３）容疑者です。

　警察によりますと、渡邊容疑者は２０日夕方、大阪市鶴見区の府道で、自転車を運転中に５８歳の男性が運転していた別の自転車と接触し、けがをさせたものの、その場から逃走した疑いが持たれています。

　男性はろっ骨を折るなどの重傷でしたが、命に別条はありませんでした。

　付近を走行していた車のドライブレコーダーには、けがをした男性が自転車で車道を走っていたところ、後ろから走ってきた別の自転車が前に出ようとして接触する様子が記録されていて、警察は防犯カメラの捜査などから渡邊容疑者を特定したということです。

　調べに対し、渡邊容疑者は「自転車を追い抜いたがぶつかっていればわかるので逃げたりしない」などと、容疑を否認していて、警察が当時の状況を、詳しく調べています。