【事件から7か月】送迎バス置き去りで3歳児が死亡 父親が胸の内語る
静岡県の認定こども園で、送迎バスに当時3歳の女の子が置き去りにされ亡くなる事件がありました。事件から7か月、父親が取材に応じました。
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父親が見せてくれたのは、生まれたばかりの妹にミルクをあげるお姉ちゃんの映像です。
河本千奈ちゃん(3)
「動いてる、赤ちゃんが」
母
「動いてる?」
河本千奈ちゃん(3)
「動いてる、見て」
3歳でこの世を去った河本千奈ちゃん。事件からおよそ7か月、父親が、胸の内を明かしました。
千奈ちゃんの父親
「すごくうれしそうに二女の顔をのぞき込みながら、しっかりとお姉さんしてくれているような。この先もずっと…。この先もずっと、姉妹の成長を見られると思っていた」
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お姉ちゃんになってまだ3か月ほどだったあの日…
千奈ちゃんの父親
「(妻が)『千奈ちゃんが、千奈ちゃんが大変』、『バスの中で置き去りにあった』」
静岡県の認定こども園「川崎幼稚園」に通っていた千奈ちゃんは2022年9月、最高気温が30℃を超える中、送迎バスにおよそ5時間置き去りにされ、重度の熱中症で亡くなりました。
持っていた水筒は空っぽで、服も着ていない状態で千奈ちゃんは発見されました。
千奈ちゃんの父親
「口が渇いて、目は人形のように生気が感じられないような(状態)」
車内の確認を怠ったとして、当時バスを運転していた増田元園長らは、書類送検されましたが…
認定こども園「川崎幼稚園」 増田立義元園長(2022年9月)
「“ちなつ”ちゃんがどの子?という、この子が“ちなつ”ちゃんだよとは聞いていませんけども…」
会見では、千奈ちゃんの名前を間違えたり、笑顔を見せたりする場面もありました。
認定こども園「川崎幼稚園」 増田立義元園長(2022年9月)
「そうか、廃園になるかもしれないね」
父親は、園の態度にずっと怒りを感じていると話します。
千奈ちゃんの父親
「(元園長に)『話を聞いていますか?』と声をかけたら『すみません。違うことを考えて聞いていませんでした』と。ふざけるなと(思った)。反省しているような態度には思えなかったです」
千奈ちゃんの父親
「世間の目にさらされることで行動に移してほしいなと」
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痛ましい事件をきっかけに、国はこの4月から幼稚園や保育園などの送迎用バスに、安全装置の設置を義務付けました。例えば、都内の保育施設では、バスのエンジンを切ると車内にあるブザーが鳴るようになっていました。
四恩幼稚園 築山柊二園長代理
「このように車内ブザーが鳴りますので、後部座席のところにあるこちらのボタンを押して解除します」
ブザーを止めるには、車内の一番後ろにあるボタンを押さなければならないため、必然的に車内を確認することができます。さらに、万が一の備えもありました。
四恩幼稚園 築山柊二園長代理
「園児が取り残されていた場合、今度は車外ブザー(が鳴る)」
車内に人が残っていた場合、中にいる人の動きなどを感知し、今度はバスの外に聞こえるほどの爆音が鳴り響きます。センサーには車内を映すカメラもついているため、トリプルチェックの対策が可能になっています。ただ、一番大切なのは、人の目で確認することだといいます。
四恩幼稚園 石井美加副園長
「人の目でしっかりと確かめることは最優先。導入したから安心なのではなくて、みんなで(意識を)共有しながらやってきたいと思っている」
(2023年4月20日放送「news every.」より)
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