韓国・江原道で山火事 住宅など30軒以上が全半焼 強風で被害拡大の恐れ(2023年4月11日)
韓国北東部で発生した山火事が強風で燃え広がり、住宅など30軒以上がこれまでに全半焼しました。消火活動も難航しています。
韓国北東部の江原（カンウォン）道・江陵（カンヌン）で11日、山火事が発生し、火は、強い風の影響で火元とみられる地点からおよそ2キロ離れた海岸まで達したのに続き、北方向にも広がっています。
韓国山林庁によりますと、これまでに森など103ヘクタールが燃えたほか、住宅17軒、ペンション12軒が全焼もしくは一部が燃え、他にもホテル4棟にも被害が出ているということです。
観光客や住民らは避難していて、今のところ人命被害は出ていません。
現在、江陵には強風警報と乾燥警報が同時に発表されているほか、ヘリコプターによる消火活動も困難なことから、今後、被害がより拡大する恐れもあります。
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