店内にいた人が証言『振り向いたら店員に突き刺していた』56歳男が突然襲い4人重軽傷（2023年4月10日）
４月９日、大阪市平野区のスーパーで男女４人が男に刺されるなどし、重軽傷を負いました。
事件が起きたのは９日の午後６時２５分ごろ。現場は大阪市平野区のスーパー「サンコー瓜破店」で、警察によりますと、男が店内のレジ付近で突然、テント用のペグで８５歳の女性の頭部を刺し、その後、４０代から５０代の男女３人も次々に襲いました。
８５歳の女性は頭の骨を折る重傷。４０代から５０代の男女３人は頭などにけがをして病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。
事件当時の付近の防犯カメラの映像。店内で突然、人が倒れているような様子が映ると、何者かが覆いかぶさって刺すような動きも確認できます。その直後、店内にいた人たちが急いで逃げていました。当時、店内にいた女性は何とか被害を免れたといいます。
（当時店内にいた人）
「『逃げて逃げて』って言っているからね、女の子が。レジの子やったと思うんやけど。振り向いたら男が店員さんに突き刺してんのよね。うわ、これはヤバいと思って、バーッととっさに逃げたんですよ。空き箱があったからそれを投げつけたりしたけど、逃げるところ逃げるところ追いかけてくるような感じ」
事件後、住居不定の無職・飯田雅史容疑者（５６）が店員に取り押さえられ、殺人未遂の疑いで逮捕されました。飯田容疑者は取り調べに対して「全然知りません。事実無根です」と容疑を否認しています。
飯田容疑者のかばんからは別のペグ１本が見つかっていて、警察は経緯を詳しく調べています。
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