大阪・平野区のスーパーで客ら４人刺傷 容疑者の男のカバンから凶器とは別の杭を発見 計画的犯行か
９日、大阪市内のスーパーマーケットで、男が金属製の杭で店員や客を次々と襲った事件で、男のカバンから凶器とは別の杭が見つかっていたことがわかりました。
９日夕方、大阪市平野区のスーパーマーケットで、テントを固定する「ペグ」と呼ばれる金属製の杭を持った男に客や店員が次々と襲われました。
あわせて４人がケガをしていて、このうち８５歳の女性客が頭の骨を折るなどして重傷です。殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されたのは、飯田雅史容疑者（５６）で、現場からは凶器とみられる長さ約２５センチの金属製の杭が押収されました。
調べに対し容疑を否認していますが、その後の警察への取材で、飯田容疑者のカバンの中から別の杭が１本見つかっていたことがわかりました。
飯田容疑者は自転車で店を訪れ、入店後すぐに犯行に及んでいて、警察は計画的な犯行とみて調べています。
