【中国軍事演習】台湾側「中国軍は地域の平和と安定を著しく損なっている」
中国軍は8日に、台湾周辺で軍事演習を10日まで行うと発表しました。蔡英文総統がアメリカの下院議長と会談したことへの対抗措置とみられます。
中国軍で台湾海峡を管轄する東部戦区は8日、10日までの日程で台湾周辺で、軍事演習などを実施すると発表しました。蔡英文総統が今月5日、アメリカの下院議長と会談したことへの対抗措置とみられます。
台湾の国防部によりますと、8日は日本時間午後5時までに、中国軍機のべ71機が台湾周辺を飛行し、うち45機が台湾海峡に設定された事実上の停戦ライン「中間線」を越えるなど、台湾に近い空域を飛行しました。さらに、艦船のべ9隻が台湾周辺で活動したということです。
これを受け国防部は、台湾軍が訓練を行う動画を公開し、「中国軍は蔡総統の訪米を口実に演習を行い、地域の平和と安定を著しく損なっている」と非難しました。その上で、「台湾軍は、周辺の情勢を綿密に把握し、冷静かつ理性的に対応している」と強調しています。
こうした中、蔡総統は8日、台湾を訪れているアメリカの議員団と面会し、「権威主義の拡大に直面していて、台湾はアメリカなどと協力し、自由と民主主義の価値を守る」と、連携強化の必要性を訴えました。
(2023年4月8日放送)
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