日本人グループがカンボジア拠点に特殊詐欺か 19人に逮捕状(2023年4月7日)
カンボジアを拠点に日本に特殊詐欺の電話をかけたなどとして、警視庁が詐欺の疑いで日本人のグループ19人の逮捕状を取ったことが分かりました。
捜査関係者によりますと、20代から50代の日本人の男19人は1月下旬、都内の60代女性に「有料サイトの未払いがある」などと嘘の電話をかけ、電子マネーおよそ二十数万円分をだまし取った疑いで逮捕状が出されています。
19人は特殊詐欺グループの“かけ子”などでカンボジア南部の都市・シアヌークビルのホテルを拠点にしていたとみられています。
現地警察から日本側に情報提供があったということです。
19人は現在、現地警察の監視下にあり、警視庁は近く捜査員を派遣し19人を日本に移送して逮捕する方針です。
他にも余罪があるとみられるほか、警視庁は男らのなかに暴力団関係者がいるとみて金の流れなどを詳しく調べています。
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