ミシュラン一つ星の日本料理店店主に懲役６年６か月『料理に睡眠導入剤』で性的暴行（2023年3月29日）
ミシュランガイドで一つ星を獲得した日本料理店店主の男が、女性客に睡眠導入剤入りの料理を出して性的暴行を加えるなどした事件の裁判で、大阪地裁は懲役６年６か月の判決を言い渡しました。
判決などによりますと、榎本正哉被告（４７）は２０２１年１２月と２０２２年２月、自身が経営しミシュランガイドで１つ星を獲得した大阪市内の日本料理店で、女性客２人に睡眠導入剤が入った料理を提供して性的暴行を加えるなどしました。
検察は懲役１０年を求めていましたが、今年３月２９日の判決で大阪地裁は「被害者の健康被害を顧みず飲食店への信頼に乗じた卑劣な事案」としながらも、「被害者に解決金を支払い、被害者の１人は厳罰を望んでいない」などとして、懲役６年６か月を言い渡しました。
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