金正恩氏が核兵器の開発促進指示 昨日のミサイルは「核攻撃想定の訓練」(2023年3月28日)
北朝鮮メディアは金正恩総書記が核兵器開発の現場を視察し、生産の拡大を指示したと報じました。
朝鮮労働党の機関紙は、金総書記が27日、核兵器開発事業の現場を視察し「兵器級核物質の生産を拡大し、引き続き威力ある核兵器生産に拍車を掛けていく」と開発の促進を指示したと伝えました。
また、27日のミサイル発射は「地対地戦術弾道ミサイル」2発を上空500メートルで爆発させる、核攻撃を想定した訓練であったことや、27日までの3日間、「核無人水中攻撃艇」の実験を日本海で行ったことも明らかにしています。
核の脅威をちらつかせることで、軍事訓練を続ける米韓を牽制（けんせい）する狙いとみられます。
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