同居男性に暴行加え死亡、被告の女に懲役２４年 別の男性３人への暴行事件含めた量刑に 滋賀・愛荘町
滋賀県愛荘町で同居する男性に暴行を加えるなどして死亡させたとされる女に、大津地裁は２４日、懲役２４年の実刑判決を言い渡しました。
無職の小林久美子被告（５７）は４年前、滋賀県愛荘町のアパートで同居する当時２５歳の男性に十分な食事を与えなかったうえ、繰り返し暴行を加えて死亡させた罪などに問われていました。
この日の判決で、大津地裁は「被害者を人として扱わない残酷で卑劣極まりない犯行で格段に重く処罰すべき」として、検察の求刑通り懲役２４年の実刑判決を言い渡しました。
小林被告は、同居していた別の男性３人に暴行と食事制限を行った罪で、有罪の部分判決を受けていて、今回の判決ではそれらの事件を含めた全体の量刑が言い渡されました。
