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【東日本大震災】まもなく12年…消防隊員、若手に伝える“震災の経験や教訓”
東日本大震災の発生からまもなく12年。あの日、救助活動にあたった仙台市消防局の消防隊員が、若手職員に当時の経験や教訓を伝える研修会が開かれました。
東日本大震災が発生した2011年3月11日、宮城県内の沿岸に大津波が押し寄せ、仙台市の荒浜小学校では児童や教職員、住民などおよそ320人が学校に避難し、ヘリコプターによる救助が行われました。
9日、仙台市の若林消防署で開かれた研修会。あの日、救助活動にあたった消防隊員3人がおよそ30人の若手職員に当時の経験や教訓を伝えました。
若林消防署警防課・村山晃紀 第一係主任
「10人しか乗れないヘリ1機に避難者300人以上、手も足も出なかった。それでも避難者はわらにもすがる眼差しで私を見てきた。そんな状況で、なにを説明すればいいのか、頭が真っ白だった」
仙台市消防局では震災以降、世代交代が進み全体のおよそ4割が震災を経験していない若手職員となっています。研修会では、震災当時の映像を使いながら初動対応や救助活動、学んだ教訓を説明していました。
若林消防署警防課・山縣孝浩 第一担当課長
「(救助現場には)タイムリミットもあり、大きなプレッシャーも感じていた。だからこそ隊員として感じてほしいこと、日頃から好奇心、探求心がいかに大切で、その知識が限られた時間の中でどのように生かせるか」
震災を経験していない若手職員は――。
若林消防署警防課・若手職員(27)
「日頃からの準備であったりとか、いつ起きても対応できるような能力を日頃から準備することが大事だと感じた」
仙台市消防局では、今後も若手職員の研修会を開いて震災の経験を伝えていきたいとしています。
(2023年3月9日放送)
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