中国 全人代の代表には「パンダ」「空母」関係者も(2023年3月5日)
中国の国会にあたる全人代（全国人民代表大会）に参加するため、各地から約3000人の代表が北京に集まりました。中には「パンダ」や「空母」の関係者も選ばれています。
四川代表団・侯蓉さん：「パンダの繁殖は第一段階にすぎず、最終目標は野生に戻すことです」
四川省・成都市でパンダ基地の副主任を務める侯さんは、パンダの赤ちゃんのぬいぐるみを手に自然保護の重要性を訴えました。
人民解放軍代表・朱悦萌さん：「国益ある所、必ず海軍あり。一号艦の役割を果たし、建軍100年目標に奮闘します」
中国初の空母「遼寧」の女性乗組員である朱さんは軍服姿で取材に答え、海軍の重要性をアピールしました。
全人代には約3000人の代表が参加し、人事案などを議論しますが、事実上は共産党が事前に決めた内容を承認することになっています。
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