【狛江市“強盗殺人”】新たに19歳少年逮捕…都内の警察署に移送
先月、東京・狛江市の住宅で、90歳の女性が殺害されているのが見つかった強盗殺人事件で、警視庁は22日、実行役とみられる埼玉県の52歳の男や19歳の大学生の少年ら3人を逮捕しました。
発生から約1か月、実行役の逮捕により、事件は大きな進展を迎えました。
捜査関係者によりますと、警視庁は22日午前、実行役で事件に関わったとして、埼玉県に住む野村広之容疑者を強盗殺人などの疑いで逮捕し、レンタカーを借りるなど犯行の手助けをしたとして、埼玉県の福島聖悟容疑者を強盗殺人ほう助などの疑いで逮捕しました。
そして、22日午後、石川県警に逮捕されていた実行役とみられる19歳の大学生の少年も強盗殺人などの疑いで逮捕し、金沢市内にある金沢東署を午後3時過ぎに出て、現在、都内の警察署に移送しています。
この事件は先月19日、狛江市の住宅で、この家に住む大塩衣与さんが殺害され、高級腕時計や指輪などが奪われたものです。警視庁は、すでに逮捕された3人の他に、去年12月に東京・中野区で起きた強盗傷害事件で逮捕・起訴された永田陸人被告についても、実行役として狛江市の事件に関わったとして、強盗殺人の疑いなどで逮捕状を取っていて、22日にも逮捕する方針です。
この事件では、「ルフィ」や「キム」と名乗る指示役がいることもわかっていて、警視庁は、犯行の裏付けを進めるとともに一連の事件の全容解明を進める方針です。
（2023年2月22日放送「news every.」より）
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