【おはトク】採れたてイチゴで…クレープ&イチゴビール 最新のイチゴ狩り

【おはトク】採れたてイチゴで…クレープ&イチゴビール 最新のイチゴ狩り

【おはトク】採れたてイチゴで…クレープ&イチゴビール 最新のイチゴ狩り

食品ロスやSDGsが注目される中、環境に意識した新しいイチゴ狩りの施設が続々とオープンしています。最新のイチゴ狩りを後藤楽々キャスターが取材しました。

 ◇◇◇

千葉県八千代市にあるバラ園「京成バラ園 オズの国のストロベリーハント」では、この時期限定でイチゴ狩りができます。実は、イチゴはバラ科のフルーツ。バラを育てる際のノウハウをイチゴの栽培にいかしているといいます。

こちらのバラ園では、スッキリとした甘みが特徴の「あきひめ」など、4種類のイチゴを摘むことができるんです。

後藤楽々キャスター
「あ、おいしそうなの見つけました。大きい!」

さらに外にあるキッチンカーでは、採れたてのイチゴを丸々2個使ったクレープも販売しています。自分で摘んだイチゴをトッピングしてもらうこともできます。

後藤キャスター
「イチゴジュース飲んでるくらい果汁がすごい。イチゴと生クリームの組み合わせは最強! んー、幸せ」

去年始まったばかりのこちらのイチゴ狩りでは、ある方法でイチゴを栽培しています。

オズのイチゴ園・武内俊介園長
「普通は花の交配にハチを使う。この農園ではハエを使っています」

後藤キャスター
「ハエなんですか?」

使用されているハエは無菌状態で育成されており、出来上がるイチゴはハチが受粉したものと変わりがないといいます。このハエは、蜂が苦手とする寒い時期にも活動することができ、いまの時期は、電力消費の削減にも一役買っているのです。

後藤キャスター
「ハエは『うっ』となりましたが、友達になりたい」

武内俊介園長
「ありがとうございます」

 ◇◇◇

続いては、同じ千葉県の山武市です。2年前にオープンした「ありのみファーム」は、テニスコート8面分の広さで、すべてがイチゴです。独特の色合いと濃厚な味が特徴の黒イチゴなど、10種類以上のイチゴが食べ放題になります。

レストランも併設していて、提供しているのは…。

後藤キャスター
「ビールですか?イチゴのビール?」

市内にある20以上の農園のイチゴを使ったクラフトビール。氷の代わりにフローズンイチゴも入っています。早速いただいてみると…。

後藤キャスター
「飲んだ瞬間は、きりっとした“ザ・ビール”という味なんですけど、その後にイチゴの優しい風味が口の中で広がっていきます。お肉とかガッツリした食事に合いそう」

去年から発売を開始したイチゴビール「さんむRED」。実は形が悪くて売り物にならなかったり、採れすぎて行き場のなくなったイチゴが使われています。

ありのみファーム・鈴木章浩社長
「イチゴは、おいしさが3日とか短い時間なんですよね。約1割のイチゴが未利用。ぜひ多くの人に作ったイチゴを味わってもらいたい」

缶ビールにもなっていて、ネットなどでも買うことができます。実はこちら、ビールメーカーのグループ会社が開発しています。

アサヒユウアス・小室麻里菜さん
「(全国で)たくさんのイチゴが取り残されていることを知ってもらい、(イチゴの)次の活用先が見つかるきっかけになれば」

続々とオープンするイチゴ農園。皆さんも旬の味を楽しんでみてはいかがでしょうか?
(2023年2月15日放送「Oha!4」より)

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