シリア反体制派支配地域へ新経路で支援物資を輸送 シリア政府が制限緩和 トルコ・シリア地震 死者4万人超え｜TBS NEWS DIG
トルコとシリアを襲った地震では懸命の救助活動が続けられていますが、犠牲者は4万人を超えました。
中には生き埋めになった人が…。救助隊がハンマーでがれきの除去を試みます。
トルコ南部で14日、212時間ぶりに77歳の男性が救助されました。現地では地震発生から200時間以上経った今も、がれきの下から人々が助け出されています。
今回の地震では、トルコとシリアで4万1200人以上が死亡しています。
こうしたなか、反体制派が支配するシリア北西部は、トルコからの支援物資の輸送経路が1か所に制限されていましたが、政府が新たに2か所の経路を設定。国連は支援物資を積んだトラック11台がシリアに入ったと発表しました。
ユニセフ・シリア事務所 三田みちるさん
「より多くの子どもたちが、国境が開くことで命を助けられ、支援も受けられるので、喜ばしいニュースだと感じています」
シリアに駐在するユニセフ＝国連児童基金の担当者は輸送経路の増設を歓迎した上で、不足している医薬品や毛布などの支援を訴えています。
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