逮捕された食肉業者は少なくとも７５品目で町と随意契約…徳島県藍住町の官製談合事件（2023年2月14日）
学校給食の業者選定をめぐる徳島県藍住町の官製談合事件で、逮捕された食肉販売業者が牛肉など少なくとも７５品目を藍住町から受注していたことがわかりました。
徳島県藍住町の副町長・奥田浩志容疑者（６４）と、元町議会議員で副議長だった平石賢治容疑者（４６）は３年前、学校給食で使う牛肉の納入業者の選定で食肉販売会社・社長の藤原誠容疑者（４４）にほかの業者の見積もり額を漏らし、より低い金額で受注させた疑いが持たれています。
藤原容疑者は２０２０年４月以降、見積もり額の安さを競う「見積もり合わせ」に数十回参加し、牛肉など少なくとも７５の品目で藍住町と随意契約を結んだということです。
警察はこの中に同じような不正がなかったか調べる方針です。
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