横浜・川口の太もも切りつけ事件 横浜の容疑者の勤務先は川口市｜TBS NEWS DIG
横浜市と埼玉県川口市で歩道を歩いている人の太ももが相次いで切りつけられた事件。捜査関係者への取材で、横浜市の事件で逮捕された男の勤務先が川口市内にあることが新たにわかりました。
記者
「男性は、保土ケ谷駅から200メートルほどしか離れていないこちらの歩道で、左の太ももを切られたということです」
横浜の事件は、今月1日午後8時ごろ、JR保土ケ谷駅近くの歩道で男性（28）が左の太ももを刃物のようなもので切りつけられたものです。
2人で並んで歩く被害者とみられる男性。反対側から歩いてきた人物とすれ違う様子が写っていて、男性はこの際に切りつけられたとみられ、軽傷です。
この事件でおととい逮捕されたのは、近くに住む会社員・森川浩昭容疑者（62）です。
捜査関係者への取材で森川容疑者は、保土ケ谷駅で電車を降りて現場に向かい、犯行後、そのまま自宅に向かったとみられることが分かっています。調べに対し森川容疑者は「刃物で切りつけることはしていない」と容疑を否認しています。
横浜の事件のおよそ1時間半前には、埼玉県川口市でも男女2人が相次いで左太ももを切りつけられました。
記者
「川口市で2人を切りつけた男とみられる姿が現場近くの防犯カメラに写っていました」
これは、川口市の2つの事件の犯行時間の間とみられる午後6時半前の現場近くの防犯カメラの映像です。黒っぽい服を着た男が2か所目の犯行現場の方向へ歩いています。
警察によりますと、最寄り駅である埼玉高速鉄道・川口元郷駅の近くの防犯カメラにも容疑者とみられる男が写っていたということです。
一連の事件は同一犯によるものなのか？
直線距離でおよそ40キロ離れた場所で相次いで起きた事件を結びつける新たな事実が判明しました。
捜査関係者への取材で、横浜の事件で逮捕された森川容疑者が川口市内で勤務していることがわかりました。
警察は、事件当日の森川容疑者の足取りなど、3つの事件の関連を調べています。
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